150周年を迎えて

吉澤石灰工業は、本年創業150周年を迎えることができました。150年のなかには、人との出会い、技術革新、様々な経営判断、語りつくせない出来事や先達の試行錯誤がございました。日本史においても激動であった明治初期から近現代において、長年に渡り皆様からご愛顧を賜われたからこその到達点であり、これまで関係頂いたすべての方々に深謝申し上げます。
150周年を迎え感じることは、吉澤石灰工業は今なお未完成ということです。社歴で仕事が頂ける時代ではありません。「挑戦、そして進化。人と技術で未来へと」をキャッチフレーズとしました。これを機に社員の団結力を高め、技術研鑽し、次代の石灰業を描いてまいります。
今般、ホームページを全面刷新し、この150周年特設ページを公開することと致しました。当社の歴史にまつわるコンテンツを制作しました。ご覧いただけましたら幸いです。

代表取締役社長 松原維一郎

吉澤石灰150年の系譜

1868-1896

  • 1868(明治元年)

    吉澤兵左衛門象水が旧葛生町岩淵で
    弟の木曽治郎兵衛が経営する石灰業に参画。

  • 1873(明治6年)

    吉澤石灰製造所と名乗り岩淵工場、片山工場で石灰業を始め、代表に初代吉澤兵左が就任。

  • 1896(明治29年)

    大叶工場(現 葛生工場) 開設。

1913-1965

  • 1913(大正2年)

    築地に製鋼用ドロマイト原石採掘場を開設。

  • 1947(昭和22年)

    昭和天皇が当社に御巡幸。

  • 1965(昭和40年)

    日本初となる重油焚き大型シャフトキルン、ウエストオーヘン炉を竣工。

1968-1989

  • 1968(昭和43年)

    八幡製鐡(現:日本製鉄)君津製鐵所内に君津工場を設立。

  • 1973(昭和48年)

    現在の主力鉱山である三峰地区でベンチカット採掘を開始。

  • 1989(平成元年)

    焼成炉の集中監視・操作システム完成。

2000-2022

  • 2000(平成12年)

    葛生工場にコンクリート混和剤・製鋼用フラックスを製造する「複合剤製造設備」完成。

  • 2016(平成28年)

    新工場事務所竣工。

  • 2022(令和4年)

    宮城県石巻市に石巻SP開設。